rontyu-ta’s blog

小学校教員のブログです。一人一人を大切にする学級にしたいです。インクルーシブな教育を目指しています。ほぼ自分の振り返り用です

4月からここまで。

新学期、生活が一変した。共働きがスタート。早く帰らなくてはいけない。保育園に預けると学校に着くのはぎりぎり。

 

今年は持ち上がりの6年。

指導は入るし、たくさんやりますと率先して動くという子達が一変。春休みを経て変わっていた。

あんなに前向きだったのにだるい、えーめんどい、疲れたのオンパレード。どうしちゃったの?と思った。

自信を失った。いままではなんだったのか。最高学年の決意はなんだったのか。良い学級だと思ってたのってなんだったのか。

ここまでネガティブな空気が入ってくるときはあったけど、はねとばしてきた。

 

ただ少しずつ変わってきているはず。繰り返したプロジェクトアドベンチャービーイング

風化しないように言葉だけにならないように。丁寧にしなきゃいけない。

良い方向にいくと思ったら何度ももとのネガティブに揺れ戻る。

 

毎週のはじめ。一人一人がジャーナルに書いてあったことを全体で共有する。子どもたちは僕が思っている以上に状況をわかっている。

でもなかなか打開できないでここまでいる。

学級って複雑だ。

 

自分の指導を振り返って振り返って改善を重ねた。ブログに書く余裕がなかった。そこにも表れてるような気がする。ここは我慢して自分の力にしてクラスの子どもたちに還元する。

 

 

LCLで探求していくって。

こたえのない学校のLCLの研修の合宿に行ってきた。探求というのが大テーマ。個人的には自己との対話を繰り返した二日間だったと思う。たくさん話を聞いたし、話した。新しい自分も認識した。これについては次の記事で。

 

今日は研修のミッションの発表とPA

ミッションがあってその中から自分のやりたいミッションを選ぶ。これを7ヶ月間で深めていく。

 

ミッションを聞いてみると、どうかかわればいいのか悩んだ。あれ?自分のテーマ、探求したいこと、考えたいこととマッチしてないような。わくわくしてこない。

研修の最初に仕事に生かすとかネタを持ち帰るとかそういうのは捨ててくださいと言われた。実際の自分の仕事を横においたときに自分はどんなことを探求したいのかわからなくなってた。

ミッションを聞いてみて自分の現在地がわかってないのにここへ行けって言われているようなきっとそんな感じ。これは自分のことがわかってない、つまり自己との対話が足りないということじゃないかな。

 

それなら考えてみよう。自分の現在地。

この研修に参加したきっかけって今の担任している子どもたちの学びを深めたい。そのためのプログラムを作ってポイントを生かす。そういうことだった。

 

立ち返って考えるとつまり今回、僕は学びって何?深い学びの深いって?それってどうなってくの?ってことを探求したかったんだよな。って思う。

もしかしたらミッションはミッションに過ぎなくてミッションを通して自分のテーマとつなげて生かせばいいってことなのかも 。こう考えるとちょっとだけわくわくしてくる。

ファシリテーターの方がミッションに取り組むときに個人的な風景を大切にしてくださいって言ってたのはそういうことかも。

 

参加したきっかけと内容は一緒で何回も話していたのにかかわらず、ぱっと出てこないということは言葉が今まで上滑りしてたからだと思う。恥ずかしながら。

そういう意味ではちょっと自分の中の余計なものが取り払われたような気がする。本質に近づいた。ほんのちょっとだけ。

 

探求していくってこういうことかな。これを繰り返していければいいのかな。わからないけど、1つずつ1つずつ深掘りして考えてみよう。

 

 

 

積み重ねてきた感

1年間が終わった。ブログを振り返るとわかるのは書きっぱなしで終わってるってこと。

こうする!ってのは書いてあるけど、どうなったかは書いてないなあ。次から次にこれだ!と思って書いてやりっぱなし。うまくできたけど、振り返るとどうやったんだっけ?細かくは覚えていないってことたくさん。これは自分の悪い癖。課題だなぁ。

お楽しみ会も修了式の後のクラスも卒業式も自分はうまくできたと思う。いろいろあったなぁ。これからの課題は次に生かす!!

 

子どもの1年間の振り返り。自分にとっては嬉しいことがたくさんだった。この1年間をネガティブに振り返っている子はいなかった。クラス目標に到達した!って言っている子もいた。

要約すると

いろんなことにチャレンジしてたくさん成長できた!

他の学年の1年より楽しかった。

積み重ねてきた感がある。

フォロワーが多かったけど、次はリーダーをやってみたい。

来年も先生 と一緒がいいけど、離れてもきずながあるから応援して!

 

子どもたちの中で一年間、自分もクラスも成長した実感があったというのが嬉しい。 

学級経営では、それなりにうまくいったのかな。2回目だけど。来年はもっといいクラスにして最高の小学校生活を送らせてあげたい。

 

この一年間で良かったことはクラス目標とともに歩んでこれたこと。

ここまでと考えが変わったのは、クラス目標の達成した状態って続かない。たしかにクラス目標を達成しているなって思うときもあれば、あれ?そうじゃないよねってときもあった。でもそういうものだよなって思った。

昨年度までは「あるべき姿」が強くって、それをたぶん無自覚に押し付けていた。あるべき姿ではないと子どもに悟られないようにしながら腹を立てていた。でも今はたとえクラス目標とは違う姿でも、前向きに捉えられるようになった。「なんだかうまくいってないみたいだね。じゃあここまでふりかえってみようか」って言えるようになった。この振り返って成功させるみたいなことが”積み重ねている感”につながっていると思う。

次の目標はこの振り返りの質を上げること。一人一人の内容を深化させたい。

がんばろう。

最後に。

今日は卒業式。

昨日の予行なんか学年の様子は散々だった。立派にできている子はいるのに。できないわけじゃないのに。

クラスでいい時間過ごしたと思ったのになあ

 

1日空いたこともあるけど、それでも自分のクラスの子もだらしなくて悔しい。

どんな思いでいるのだろうか。式を壊さないようにしないと。

今年の自分の中の1つのキーワードだけど、学年って大切。かわいそうな状況。だらしない在校生。

こちらの投げかけ方だ。結局。

ここまで投げかけるタイミングが本当になかった。クラスでも逃した。

 

最後の投げかけをしよう。クラスで。学年で。

修了式後に話すこと。

一年間ありがとう。

ジャーナルで失敗したりやぶつかったりしたこともあったけど、それがあったから今の仲の良いクラスがあるってたくさんの子が書いてあったんだ。

ぼくもそう思う。いろんなことがあってみんなで乗り越えてきたなぁって。これってすごいことだよ。みんな、がんばったからね。本当に君たちはステキな子たちだ。

おっちょこちょいだし、うまく伝えられないときも、迷惑かけたときもあったね。ごめんね。でも僕は君たちのことが君たちが思ってる以上に大切で好きです。これだけはわかってほしい。

この一年間、一人一人の変化や成長がわかるし、嬉しかった。今のクラスの担任で心から良かったって思える。

君たちなら一人一人が目標としてた最高学年になれるよ。応援してます。

来年も一緒にいれたらいいなと思うけど、万が一違ったときのために言っておくね。

今年の君たちなら自分たちでいいクラスが作れるよ。新しくいろいろ作ってみて。どんどんチャレンジして自分たちの成長を楽しめるような6年生になってください。最後の小学校生活楽しんでね。

一年間ありがとう。

じゃ、5年最後のジャーナルを書こうか。

 

 

 

限りある

今日は管理職に呼ばれ、なんだろうと思うと

 

来年度、5年ってどうかな?

 

えっ!?という驚き。自分は絶対、持ち上がると思っていた。

限りなく可能性は低いんだけど。と後付け。

高学年を持てる人がいない、来年が大変そう。だかららしい。期待されてるのは喜ばしいことだな。

 

でも今の子たちを卒業させたい。学年も心配。

もしそうなるかもしれなかったら呼ぶよ。とのこと。

 

それで見方が変わった。もしかしたら来年、一緒にいられないかもしれない。

限りがあるかもしれない。まだ続くと思ってた生活が終わるかもしれない。

 

今の学校はこれまで高学年で持ち上がらなかったことはここ5、6年ない。子どもたちはこのまま続くと思っている。実感わかないなと言っている。

自分だけ急にこの生活には限りがあって途中でおわりかもしれないと思っている。自分に緊張感が生まれる。

良い指導ができる。子どもたちが伸びる。より離れたくないなと思う。

あと10日。少しでも多くの子に最高の5年生だったと言わせたい。

目的は同じ

あれから良くなったり悪くなったり、安定してない。それでも落ち着いてるし、大きなトラブルもない。ふわふわしてるのかな。目標がない。卒業式の練習でピリッと緊張感ができるといいのかな。

 

伸びると思ったけど、そんな簡単には伸びない。できるできないを繰り返して成長していくしかない。今回できたことを成功体験にしよう。

 

お楽しみ会計画、学級会。

こんなにうまくいかなかったのは初めて。って子どもが振り返りに書いてた。同じことを思った。

突き詰めるとよい議論になりそうな気もしたんだけど、こうしたら?って言ってしまった。難しいよな。子どもが決めるのは。声の大きい人が決める学級会にならないようにしたい。

 

うまくいってないのかな、と心配しつつ振り返りに書いてあったことを見るとみんなで楽しめる学級会にしたいって書いてあった。

じゃ方向性が違うだけだね、どうしようと投げかけて明日。どうなるかな。

 

それでももめたあとの雰囲気がいいのが今のクラスのいいところ。

いい子たちだなぁ